手仕事の工程– Handicraft Process –

長く京友禅を支えてきた職人たちの手仕事の工程となります。
蔵に眠っていた数千もの図案をもとに、京友禅の染屋「亀田富染工場」の職人が一色一色、手作業で染めています。

procedure
Drawing The Pattern
染め型は京の伝統工芸士が手掛けています。
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Developing The Screen
この型による表現が繊細な京友禅の染を実現できます。
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Washing The Screen
描きおこした図柄は、専用機で焼きつけて現像します。
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Creating Our Own Original Colors
先代から受け継がれた調合表にしたがい、材料を入念に図り調合していきます。
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Mixing The Lngredients
染めの作業では職人が一色一色型をおき色を染めていきます。
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The Pattern Storehouse
細部まで描き込んだ柄で各色の型を制作します。
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Checking The Pinholes
型が少しでもずれると綺麗な仕上がりになりません。
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Dyeing The Fabric
位置をぴたりと合わせて均等に色を重ねる熟練の技の見せ所です。
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Overlapping The Colors
ひとつひとつの色を丁寧に重ねて生地が完成します。
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Dyeing-a Single Bolt Up to Nine Times
最大9回まで染色します。
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The Dye is Adhered With Steam
染料は高温の窯で蒸しあげます。
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Rinsing the Fabric
余分な染料を落として生地と染料をしっかりと定着させます。
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Wash With Cold Water
京都の上質な地下水で手作業で洗って、上質な反物に仕上がります。
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Hanging and Drying
洗い上がった反物は干し場で吊るし風に当てて自然乾燥させます。
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Cutting by Hand
染上がった反物を洋服に仕立てます。
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Sewing-by-Hand
高度な技術の職人が反物から裁断し、1着の裁縫が丁寧に進められます。
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Finished
たくさんの職人の手を経てきた反物が洋服へと生まれ変わります。